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百姓 Project

〜百姓見習い & たまご屋さんを始めたきっかけ〜


終わりのはじまり

時は西暦2023年。
たつき諒先生の「私が見た未来〜完全版〜」を信じるならば、もう再来年あたりには日本に未曾有の大災難がやってくる…。

いきなりネガティブで申し訳ございません。

さて私は、20代からラフティング・ガイドとして川遊び(お仕事)に明け暮れ、楽しくお仕事(川遊び)をさせて頂いているのですが、もちろんこれからも変わらず続けていきたい最高のお仕事です。
そしてその副産物としてお金を頂いています。

そしてそのお金さえあれば、食べ物も買いたいものもすぐ手に入る便利な世の中がずっと続くと、何一つ疑わずに信じてきました。


3.11 東日本大震災

ところが2011年。
当時私は婚約していた妻とNEW ZEALANDで半年間暮らしていました。
その帰国する4日前に東日本大震災が起こったのです。

日本上空に差し掛かった飛行機の機内から見えるTOKYOは、明らかに出発前の煌びやかで眠らない街ではなくなっていました。
計画停電でポツポツとしか灯りがみえないゴーストタウンのようになっていたのです。

震災当日に日本にいなかった私は、実際に地震を体験した人たちとは温度差があり、どこか他人事でした。

しかし、帰国してすぐにみなかみ町のアウトドア会社の持つ人材や資材を活かして結成されたボランティア・チーム「M.R.S.T」に合流して向かった壊滅状態の石巻市で見た光景は今でも忘れません。


自然への畏敬

寝泊まりしていた神社でガイド仲間たちと肩を寄せ合いながら寝袋にくるまり、たびたび起こる余震に怯えながらずっと考えていました。

今まで自然相手の仕事を生業とし、向き合い、恐れながらも楽しく遊んできた『地球』は時として想像以上に暴れることがあると。

そしてボランティアから群馬県みなかみ町に戻ると、被災地から離れたこの場所でさえ一時的にコンビニやスーパーから食料品がなくなり、ガソリンも購入制限がかかりました。

ラフティング・ガイドとして育ててくれた師匠が口を酸っぱくして言っていた対自然の中では「常に最悪を想定しろ」という言葉とともに、この震災のショックと違和感がその後ずっと頭の片隅にあったのか、
その後結婚し数年後に子供を授かった時にこう思ったのです。



「やばい…、お金だけあっても家族を食わせられない、守れないかもしれない」と…。


お百姓さん(半農半X)

それからそんな安易で単純な、子供のような発想で少しずつ自給自足を目指したLIFE STYLEに移行していきたいと考えるようになったのです。

半分おもしろおかしく、半分真面目に。

そして目指すべきは「お百姓さん(半農半X)」なのだと確信したのです。

同じ町内の山の中腹にある畑、牛舎付きの古民家に引っ越し、薪ストーブとソーラーパネルを導入しました。

薪を割り、畑で野菜を作り、最初はニワトリを5羽飼い、狩猟免許と猟銃を所持して野生動物を獲るスキルを勉強し始めました。

食べ物も、エネルギーも少しでも可能な限り自給できる技術「生きる力」を一刻も早く身につけなくてはと思ったのです。


にわとり

そんな中で出会ったにわとりは、

⚫️ 毎日たまごを産んでくれる
⚫️ もちろん鶏肉としても食べれる
⚫️ 他の家畜に比べて比較的飼育が簡単
⚫️ 粗食に耐える
⚫️ 生ゴミをとして食べてくれる
⚫️ 鶏糞は畑の肥料として使える
⚫️ 大好物の雑草を食べてくれる庭の除草
⚫️ たまごは美味しいしレシピは無限大
⚫️ 栄養素が豊富で完全栄養食品と言われている
⚫️ 常温保存ができ10°以下なら約1ヶ月生食が可能
⚫️ たまごは災害食としてバッチリ

たまごとニワトリはまさに世界を救う救世主。
唯一無二のエコロジカル & サバイバル・パートナーだと気づいたのです。
この強力な仲間を我が家に迎え入れ、来たる大災害に向けて準備を始め、立ち向かって行こうと心に決めました。


KING 百姓 Project

自然を相手にしたアウトドア・ガイドと言いながらも、人間にとって必要な「衣・食・住」のなにひとつ自分の手で賄えていないことに気づきました。
なぜなら、生活にまつわるすべてをお金で解決してきたからです。

しかし、この自分なりの生涯プロジェクトを始めてみて気づきます。文明社会や欲にまみれた私にとって自給自足のハードルは想像以上に高く、知識や経験、そして覚悟がまだまだ全然足りないこと、さらには結局お金も必要なんだというジレンマを痛烈に感じざるを得ませんでした。

災害や戦争はいつ訪れるかわかりません。
悠長にしていられる余裕はないのですが、今できることから自分たちのペースでやっていく他なく、百姓のようなサバイブしていく為の100の技術を勉強しつつ、大量生産ではなく小規模でしかできないこだわりのナチュラルなたまごを育て、自然に寄り添った農的な暮らしと小商いでささやかな収入を得れたらと思いKING EGG FARMを立ち上げました。

そんな暮らしが実現できたあかつきには結果的に地球環境にとってやさしく、悪化の一途をたどる気候変動を遅らせるなにかに繋がればと考えています。

今は、我が子、家族や仲間、そしてすべての人に安心安全なたまごを食べてもらい、アウトドアで思いっきり遊んでもらえるよう努めることが、ひいては自分たちの自己実現につながるとも信じて、ゆっくりではありますが前を向いて進んでゆきたいと思っています。

『もっと、ずっと、美味しく KING EGG FARM』

KING EGG FARM〜平飼い自然卵〜
CEO 羽山恵介


Vegetable 』

農薬や肥料は使わず家族で食べるぶんを目標に。
アウトドア・ガイドが忙しい夏は畑がジャングル状態に…、イノシシや猿との戦いは果てしない。


Egg & Meat』

どちらも動物だけれど、関わり方の違いが面白い。
家畜動物を育くんで命をいただく畜産は、体調やエサの配合など常に試行錯誤中。
野生動物を殺生して命をいただく狩猟は、駆け引きにいつも負けている。
自給自足スキルで一番難しいと感じているのが狩猟。


Firewood』

暖房、調理、風呂を薪エネルギーへの代替を目指す。 
最初は薪欲しさに加わった自伐型林業に携わりながら、山や森を保全しながら自然環境に負荷が少ない木こり業も勉強中。
炭焼きやキノコの栽培など覚えることが多すぎてパニック状態。


Water & Solar』

幸運なことに山からの天然の湧き水を飲料水や生活用水に利用できる集落。
しかしトラブルがあれば村人総出で修理しなければいけず、断水は度々起こる。1週間以上お風呂に入れなかったことも。
電力自給の課題は給湯。毎日薪だけで風呂などを沸かす覚悟があれば、オフグリッドまではあと一歩。
インターネットは衛生ブロードバンドStarLinkを導入。


Learning』

養鶏農家として、小中高生の農家民泊(農業体験学習)の受け入れ。
そしてまた自分も近隣の様々な農家さんのお手伝いをしながら、農作物の栽培を修行中。
日本人にとって必須のお米と大豆の自家栽培が最大の目標。